カテゴリ
全体 雑記 植え替え・植え付け 挿し木・根伏せ 疑問 購入! モミジ ウメ サツキ クロマツ チョウジュバイ ツツジ ニレケヤキ アカマツ 畑仕事 ボケ ツルウメモドキ ムラサキシキブ シンパク イボタ ピラカンサ コデマリ サルスベリ エゾマツ フジザクラ ニシキギ ヒペリカム シャリンバイ 病虫害 リマインダ 未分類 以前の記事
2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
何でも挑戦シリーズということで、ターゲットはシンパク。
盆栽に興味を持ち始めたころ、Yahooのオークションを見るようになった。今でもなんとなく暇な時に時間つぶしに眺めたりするんだけど、最後まで、「松」の文字をクリックできなかった。というのも、なんとなく盆栽という世界の中でも厳格な別次元の世界のような気がして、足を踏み入れることができなかった。威厳がありすぎるというか、「おめーみたいな若造はあっちにいってろ、おとといきやがれ!」のように勝手に感じていた。 まー、今も若干感じないこともないけれど、クロマツやアカマツをとっては鉢に入れて楽しんでいるのと、それなりに年間の付き合い方も分かってきた感じなので、いくらかは中に入れたように思う。 で、去年GCで買った、ある意味「King of Bonsai」のシンパク。小さいながら、曲が根元に付いていたのと、樹勢が良さそうだったので購入した。春になっての植え替えまでは眺めていただけで、霜焼け気味で葉が赤くなったりと、変化はありつつもそのままに。それがこんな姿。 数日前ついに、植え替えに踏み切った。実はそれほど植え替える必要がなかったかもというのが鉢から抜いてみての印象。でももう土をほぐしてしまったので植え替え決行。 そしてさあ、どうにか整姿と剪定をしようと向かい合ったのだけど、全然わからない。何をどういじっていいのか…。まずは、前からやってみたかった、「畳み込み」。針金でとも思ったんだけど、当てゴムをするほど大きくないけどきつめに締めたかったので、結束バンドを使ってみた。接触する樹の部分が大きいので、食い込んだりはしないだろう。 一応、決めた正面(大きな曲が見える位置)と、裏側がこんな感じ。結束バンドは2本使っており、下の捻転の部分を畳むのと、上部が単に上に伸びていたのでちぢめるようなイメージで絞めてみた。このまま樹が生長してくれれば、イメージ通り。 樹の形は大体決まったので、次は少し剪定しようかと向かい合ったのだけど、セオリーが全然わからない。本も読んで、WEBページも眺めてみたけれど、「下向きの葉」「枝元の葉」「込み合った場所」くらいしか書いていない。込み合っているのは分かるんだけど、どう透かすのか全然わからない。 わからないので、適当に刈ってみた。強い枝と樹芯の強そうな葉を半分ぐらいにしたり、葉の付き方が密のところを少し透かしたり、いらなさそうな枝を数本抜いたり。ここまでで要した時間は、なんと3時間。あれこれ悩みながら鋏を構えては留まってみたり。夜の10時ころから息抜きに始めたはずなのに、息抜きしたいくらい。 畳み込んだところのアップが右の写真。だいぶんコンパクト。自分のイメージにあるシンパクにいくらか近づいている。左に出ている太い枝が、一の枝(?)のような存在になって棚を作って、と思っているのだけど、その少し下の位置にも細い枝がある。多分いらないのだろうけど、切るのはすぐにできるので、とりあえず残した。写真に写ってしまっている針金で、すぐ左の伸びている樹芯を立てて、もう一度曲をつけてある。芯は恐らく捨て枝のような存在として残しておくほうが全体の樹勢が乗るだろうから、残した。(だったら、葉を透かす必要もなかったかも!?)そして、透かした葉の量が、左の写真。 正面より右手からの写真がこんな感じ。細かすぎて針金が上手に巻けなくて困った。まあ、最低限は利くだろう。この写真ではちょうど突き枝のようになるのが、強い枝。こいつもどう料理してよいのかわからないので、とりあえずそのまま。 最後の写真が、上から見た構図。左と右に強い枝、そして上に樹芯。これらを切らないでおけば、きっと樹全体が太ってきてくれるだろう。 いろいろとやってみて、やっぱり樹の頭の部分の作り方というのが難しい。全然感覚が分からない。もう少し多くの盆栽を見てイメージをつかまないと駄目だな。 でも、シンパクって、樹が柔らかいので好きな形にもっていけるところが非常に素晴らしい。ただ、大きくなるのに時間がかかるようなのでながーい付き合いになるのかも。今回残した樹芯や枝を抜いたら、挿し木にして、もう少し色々な樹形を楽しみたいなぁ。 整姿にも時間が掛ったが、このブログを書くのもまた時間がかかっている。でも、次へのデータとしては使えるはず。 いやぁ~、楽しい。
by kbonbon
| 2008-03-13 21:50
| シンパク
|
ファン申請 |
||